東京人
『東京人2026年2月号 特集「まちの隙間、暮らしの余白」』
東京人編集室=編
501
2026年01月05日発売/B5版
1,051円(税込)
「東京人」2026年2月号 特集「まちの隙間、暮らしの余白」
いま、まちでは再開発が進み、仕事や生活では効率化が求められ、私たちのまわりで「なんでもない場所」「ぽっかりと空いた時間」が失われつつあります。そんななか、こうした状況に風穴を通すような動きが注目を集めています。
「再開発=超高層」というイメージから離れた、ほっとできるスペースをめざした新しいまちづくり。
都市の隙間から、隠れた魅力を見つけだすフィールドワーク……。「余白」の達人たちの視点から、まちと日々の楽しみ方へご案内します。
contents
「東京人」2026年2月号 特集「まちの隙間、暮らしの余白」

表紙:絵、堺 直子
※掲載情報は、2026年1月5日現在のものです。延期・中止・休館・時間変更などの可能性もございますので、詳しくはホームページなどでご確認ください。


february 2026 no.501
contents

11
特集 まちの隙間、暮らしの余白 絵・堺直子

14
[巻頭グラビア]鈴木理策×堀江敏幸 神のいない空

22
[インタビュー]曽我部恵一 変化する都市を描く言葉と、「東京」の三十年 文・橋本倫史、写真・竹之内祐幸


28
[座談会]
吉江俊(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻講師)×山道拓人(建築家、ツバメアーキテクツ代表)×西川日満里(建築家、ツバメアーキテクツ代表)
 都市の余白から、まちづくりがはじまる 文・三上美絵、写真・小原泰広

46
[インタビュー]蟻鱒鳶ル/岡啓輔 まちの隙間にセルフビルド 文・磯達雄、写真・渡辺茂樹

52
イスを探して 金井真紀(文筆家、イラストレーター)

58
[エッセイ]
児玉雨子(作詞家、小説家) 名前のない四十分間

60
[エッセイ]
つやちゃん(文筆家) 街の景色と、共鳴する声

62
[エッセイ]
西崎憲(翻訳家、作家、作曲家) 日常の中の小さな解放

64
皇都 東京の中心部に広がる豊かな可能性 文・長谷川 香

72
道路空間の活用でまちはおもしろくなる 泉山塁威/東京建物 文・中川寛子

78
梶井基次郎「檸檬」と心の余白 文・谷川嘉浩

84
はみだす緑 人為と自然との波打ち際で 文・村田あやこ

90
意外性の散歩術 「普通」の中にひそむ面白さ 文・林雄司

96
言葉とデザイン──表現のざわめきに満ちた場所 文・山本浩貴(いぬのせなか座)、写真・泉大悟

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3
電車凸凹風景 (27)東急電鉄大井町線、東横線 自由が丘駅  門出の先には山あり谷あり 絵、文・小川真二郎

4
東京空撮案内 (50)妙見島 写真、文・吉永陽一

8,9,10
[東京点画]
宮崎夏次系「ばばの家の思い出」
タニグチリウイチ「記者が見た、変容する東京」
102so「変わるもの、残るもの」

106
東京異国ごはん巡り (20) 南インド「TOKYO BHAVAN」 南の記憶をすくう匙 文・池澤春菜、写真・伊東武志

110
曇天記 (208) 通りから呼んだひと 文・堀江敏幸、写真・鈴木理策

112
都市と環境 (22) 今宵はホッピーをこの店で! 港区立伝統文化交流館 港区 伝統から環境を考える 水辺の迷路で出会う江戸 文・織朱實

116
[単発読み物]百貨店の中の小さなミュージアムの挑戦 高島屋史料館TOKYO 文・浦島茂世

124
[単発読み物]戦後81年 子ども文化は時代を映す 文、写真・春日明夫

142
東京つれづれ日誌 (188) 坂戸の聖天宮と二つのコンサート 文・川本三郎

132
[Close up TOKYO]Interview 
石田宏次、内田敦(「旧用賀名主邸」耐震改修工事)
134
Books 本 小川公代(英文学者、上智大学教授)
136
Books 本 瀧井一博(法制史学者、国際日本文化研究センター教授)
137
今月の東京本 
138
Culture 映画・美術・舞台・古典芸能
140
City 街 東京ネットワーク

83 
東京人増刊号/都市出版の書籍
114 
バックナンバー
115 
定期購読
146 
編集後記、次号予告