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『東京人2024年6月号 特集「つげ義春と東京」画業70年』
東京人編集室=編
480
2023年5月2日発売/B5版
1,051円(税込)
◆東京人2024年6月号
特集「つげ義春と東京」画業70年[雑誌] 今年、画業70年を迎える漫画家のつげ義春さん。戦前戦後を過ごした立石、点々とした東京(錦糸町や大塚ほか)、1970年から50年以上住んでいる調布――。つげさんの半生を振り返りながら、作品に描かれている東京を読み解きます。 |
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june 2024 no.480
contents 特集 つげ義春と東京 画業70年 表紙写真:1991年、多摩川にてつげ義春さん(撮影・北井一夫) ※掲載情報は、2024年5月2日現在のものです。延期・中止・休館・時間変更などの可能性もございますので、詳しくはホームページなどでご確認ください。 14 [座談会] くめども尽きぬマンガの泉 つげ忠男(漫画家)×佐野史郎(俳優)×高野慎三(編集者) 文・倉田モトキ、写真・竹之内祐幸 24 秘蔵写真! つげ忠男が撮った1968年の立石 26 【立石】「大場電気鍍金工業所」「少年」「やもり」「海へ」 自伝的作品が映し出す戦後のリアル 文・高野慎三 30 【錦糸町】「池袋百点会」「隣りの女」 下町庶民の不屈のエネルギー 34 【大塚】「チーコ」「別離」 青春の只中を過ごしたまち 36 【浅草】「義男の青春」 淡々とした中にも独特の哀感が漂う 38 【伊豆大島】「海へ」 つげ少年が心から帰りたかったところ 文・矢崎秀行 40 【調布】長嶋親子が歩く「無能の人」の舞台 長嶋 有(小説家)×長嶋康郎(古道具「ニコニコ堂」店主) 文・倉田モトキ、写真・栗原論 50 1969-1973 つげ義春が撮った東京 都電脇の道を奥へと分け入れば 文・久保 隆 58 村上もとか(漫画家) 「紅い花」マンガの領域を無限大に広げてくれた 文・可児洋介 62 よしながふみ(漫画家) 「ほんやら洞のべんさん」何度読んでも不思議と元気になる 文・松井美緒 66 向井康介(脚本家) 「別離」まるで他人事とは思えない 68 作品に息づく、在りし日の調布 菅の渡し/多摩川/京王閣競輪場/蓬亭とひなぎく荘 ほか 文・富永恵子 74 多摩武蔵野の地形から読む 文、地図、写真・和田文雄 多摩川/ハケと低地/根堀川/野川 82 水辺のほうへ 文・川本三郎 92 つげ義春 略年譜 94 フランスを魅了した、未知なるパワーと感性 文・クロード・ルブラン 96 復活した「多摩川団地音頭」と切手になった作品/最後の作品から37年、続々と復刊! 文・金丸裕子 98 [もっとつげ作品を知るためのキーワード] 文・可児洋介 房総/赤線・青線/貸本/湯治場/写真/職人/夢/文学/ユーモア --------- --------- --------- --------- --------- 3 電車凸凹風景 (7) 小田急線代々木八幡駅 宇田川に薫風を受けすべり降りる 絵、文・小川真二郎 4 東京空撮案内 (30) 中川 写真、文・吉永陽一 8,9,10[東京点画] 島口大樹「人が都市を、あるいは都市が人を」 岡元大「ガードパイプの世界へようこそ」 赤井紀美「舞台人としての越路吹雪」 110 曇天記 (188) 東南西北白發中 文・堀江敏幸、写真・鈴木理策 112 都市と環境 (2) 今宵はホッピーをこの店で! 国際文化会館 都市開発と共存する土地の歴史、記憶の継承 文・後藤隆基 114 [単発読み物] 日枝神社下町連合 六年ぶりの山王祭、下町の誇りを胸にいざ! 文・浅原須美 124 [単発読み物] みんなで公園をつくる 「玉川野毛町パークらぼ」がめざす、住民主体の新しい公園づくり 文・内田優子 142 東京つれづれ日誌 (168) 日本一短い鉄道と荒川放水路通水百年 文・川本三郎 132 [Close up TOKYO]Interview 久間田尚紀(東京建物株式会社 まちづくり推進部長) 134 Books 本 書評同人 河合香織 武田徹 湯原法史 137 今月の東京本 138 Culture 映画・美術・舞台・古典芸能 140 City 街 東京ネットワーク バックナンバー 122 編集後記、次号予告 146 |